第41回 カンタキ健康かふぇ
「言語聴覚士って?何だろう」
北斗病院 平野尚美
「30秒間でできるだけ多くのつばを飲んでみましょう」と言われて、
皆さんは何回飲み込めましたか?3回以上だと合格だそうです。
口と喉の動きの自己チェックですね。
歳をとると共に”飲み込み力”どうしても落ちてくるのですって。
それって、どうにかならないのですか?と思いませんか。
顎からのど仏の間の筋肉が弱くなってきているので、
テニスボールのようなモノを顎に挟んできたえると良いようです。
食物を飲み込む時に気管に入らないように
うまい具合にできているようですが、
それがうまくいかないと誤嚥ということになります。
話すということは、人の話を聞くという事が重要のようです。
聞き取り難くなりと、相手の話を正しく理解できません。
そこからコミュニケーションの問題に発展する可能性があります。
眼鏡を視力に合わせて作るように、
耳も聴力に合わせて補聴器を活用することを勧めていました。
話は飛びますが、平野さんは、ぬいぐるみ創作が趣味だそうです。
まるで生きている本物のようなぬいぐるみでした。
私たちの生活は、仕事だけでなく、
地域活動や家事など大きく5つの生活活動で成り立っていると。
その一つに趣味など余暇活動も大切で、
生き生きとした生活をおくるにはバランスの取れた生活がコツだそうです。
言語聴覚士の方は、言葉や嚥下だけで無く、
聴くこと、話すことのコミュニケーションから生活のバランスの所まで
幅広い支援をされている仕事なのですね。
法人北斗には20名の言語聴覚士が活躍しているそうです。