ブックタイトル北斗みらい展望 Vol.62

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概要

北斗みらい展望 Vol.62

小雨の降るなか、六月一日多数の関係者の出席の下、「福祉村」の重要なハードとして位置づけられる、老人保健施設の地鎮祭が執り行われ工事の安全祈願と福祉村構想の確実な進捗が誓われました。「福祉村構想」に着手してから凡そ九年の時間が過ぎ去りましたが、医療・介護にかかわるこの間の制度改革は激烈な形をとって展開されてきました。地域医療構想と地域包括ケアシステム社会医療法人北斗理事長鎌田一新たな医療・介護供給体制これまでの医療・介護制度改革は医療・介護費の抑制に重点を置いたものでした。しかし、今回の「地域医療構想」と「地域包括ケアシステム」を両輪とする改革は、社会の変容により生み出される医療と介護における需要と供給のミスマッチ、これを転換して行くものとして捉えられていると考えます。過去にこの様な制度改革は全くなされてきませんでした。今回の改革のすべてが正しいものとして支持するわけには参りませんが、人口動態を基礎に社会の変容をとらえ、課題の分析を深めることにより、今までなしえなかった新たな医療・介護供給体制を提示して行くことを可能にしたことは事実です。2