ブックタイトル北斗みらい展望 Vol.62

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概要

北斗みらい展望 Vol.62

北斗PETセンターエントランス豊頃町長宮口孝小さな町だからできる毎年健診小さな町だからできること豊頃町は、人口三、三〇〇人ほどで、年間二十名くらい子どもが生まれる町です。ですので、若い方を大切にして子孫繁栄を願っていますし、高齢の方には健康を大事にしていくことに留意しています。小さな町で予算も大きくはありませんが、小さな町だからできることもあるのです。乳房を切除は、大変つらいこと保健師が懸命に住民に働きかけて、乳がん検診を促していますが、受診率は十一%程度で、十勝管内でも低い方になっているのが現状です。女性にとって乳がんになって乳房を切除するということは、大変つらいことだと思います。私の知り合いに乳がんになって五年ほどしか生きることができなかった人がいました。痛みが無く楽に受けられる検診住民から「マンモ検診や触診でも乳がんは見つからないのでしょう?」とか「痛みが無くて楽に受けられる検診はないの?」という問い合わせを受けていた矢先に、今回痛みの無い「乳房PET健診」で発見の精度が従来のマンモより遙かに高い健診の提案を北斗病院さんから頂いたので、すぐに検討に入りました。毎年健診を受けることができるそれと、女性の技師による検査ということも健診を希望する女性が増えるのではないかと思います。男性技師が行うことに抵抗感は大きいと思います。今年度は健診費用について補助の制度を作り、毎年健診を受けることができるのは豊頃町の特徴でもあるので、大いにPRして受診率八十%以上を目指していきたいと思っています。TOYOKORO乳がんを自分事として考えてみると豊頃町「乳房PET健診」補助制度スタートOBIHIROKAMISHIHOROTOYOKOROHOKKAIDO14